2021年を終えて 上半期レポート 1学期
2021年は密を避け、学びを止めない模索を重ねた「STAY SCHOOL」から始まり、感染症対策を日常化にし、コロナ渦前の生活を取り戻していく「WITH コロナ時代」へ続く1年でした。
上半期、部活のイベントは4月に行った新入生歓迎Liveから始まりました。
高校生は7時間目の授業後すぐの演奏となる生徒もいるため、早めに授業を終えた何人かの生徒たちで音楽室のセッティングや装飾、新入生への誘導、演奏前の部活紹介などをハイスピードで準備していきます。年度初めのチームワークがものをいう行事の一つでした。また、曲間には換気タイムがあるため全員で音楽室を退場し換気をしました。この時間にお客さんである新入生と交流をすることができました。中・高ともに新入生が演奏を聴きに来てくれ、久々のお客さんが間近にいるステージを経験できたようでした。
残念ながら、1学期はその日を最後にお客さんの前での演奏本番機会は訪れませんでした。しかしながら、色々な方面で「リモートイベント」の機会をいただき生徒たちは、練習の成果を実感することができました。
7月尚美ミュージックカレッジ専門学校協力、Culture Club Contest実行委員会・team SORA主催で行われた高校生のためのオンラインフェス「Culture Club Contest 2021 ~to new normal~」では吹奏楽部門にてディズニー映画トイストーリーでおなじみの「You’ve Got A Friend in Me」の演奏で出場しました。高校2年生が中心となってエントリーをする初の本番となったため、エントリー用紙の記入、応募写真の撮影、録画など準備に戸惑うこともあったようでしたが、たくさんの投票をいただいた結果準グランプリをいただくことができました。投票してくださった皆様ありがおつございました。応募では映像をギガファイル便で送り、審査は動画を見た視聴者の方々が「いいね!」と思った団体に1票入れるといった形式に、新しい形のコンテストを感じることができました。
毎年3年生を中心として目標に頑張ってきていた神戸、東京の大会も8月に録画審査という形で開催していただき、高校3年生にとってはここから受験へと踏み出す節目の演奏となる重要な機会となりました。
これらのリモートでのコンテストを主催してくださった皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。
副顧問 明石美千子