帝京高校吹奏楽部〜Teikyo Jazz Orchestra Swinging Honey Bees〜

帝京JAZZ交流会

交流会は多いに盛り上がりました。参加してくれた横浜みなとみらいスーパービッグバンドさん、東京都立府中高校の皆さんありがとうございました。

平成31年2月3日に帝京高等学校にて交流会を行いました。
参加校は我々帝京生含め、『府中高校』さん、そして『みなとみらいSuper BigBand』さんの計3バンドです。どの団体にもそれぞれのバンドカラーがあり、同じjazzを演奏している立場であるのにも関わらず、環境や仲間によってそのバンドの雰囲気や特色が異なり、またそれが刺激的であり魅力的だなと今回の交流会で感じました。
例えば『府中高校』さんは、前代から受け継がれたjazzのいろはを踏襲した歴史を感じるさせるバンドで、『みなとみらいSuper BigBand』さんは、一人一人が自信に溢れてる故に為せる’勢い’のあるバンドのように感じました。こうも様々であるということは、つまり、バンドの数だけ魅力あるということであり、それすなわちjazzの魅力。おおげさかもしれませんが、一世紀以上に渡ってjazzが繁栄してきた歴史の断片を少しだけ感じられた交流会だったように感じます。
また、交流会の恒例であるセッションも衝撃的なものでした。プレイヤーの数だけアドリブかあり、アドリブの数だけプレイヤーがいる。互いが互いを刺激し合う姿や、自身にない技術を他人が持っていた時の悔しさから生まれる憧憬の眼差しからは、向上心、野心など様々な感情が読み取れられ、今後の更なる成長に貢献されたと思います。

今回の交流会で私自身驚いたことがあります。それは、音楽は心の垣根を越えるということです。会ったことも、話したことも、遊んだことも無い人達がたった一つ’音楽’と言う共有点を持ったことによって、打ち解けていなかった心は打ち解け合い、繋ぎ合わせるまでに至ったという事実は、音楽とはただの娯楽ではなく、ある種のコミュニケーションツールのような働きを担っている、あるいは一つの言語のような役割をはたしているように感じます。
今回の交流会で学んだことをしっかり復習し、自分に足りない技術の習得のため、これからも日々邁進していきたいと思います。
帝京ジャズ交流会に参加してくれた『府中高校』さん、そして『みなとみらいSuper BigBand』さんありがとうございました。

Report:2年Sax 裕次郎

初めて他のジャズバンドの方たちと交流をしました。すごくたくさんの人がいてすごく緊張しました。緊張のあまり、先輩と話していて他の方とは全然話ができませんでした。
話はできませんでしたが、他のバンドの方々の演奏はしっかり聴きました。すごく迫力のある曲や、静かな曲があってとても曲がきれいでした。迫力がある曲は思わずのりのりになってしまい楽しかったです。
自分たちの演奏になったとき、さらに緊張は増し足がガクガクでした。「間違えないかな。」という心配がありました。吹いてみると、ちゃんと吹けました。とてもうれしかったです。「吹けた!」でこんなに気持ちが晴れるのだな。と思いました。最後のセッションは、曲に合わせて自分で考えたソロを吹くというアドリブソロを先輩方がやっていてすごく感動しました。あんなにすぐ考えてソロができるなんてすごい...。と尊敬しました。私もいつか先輩みたいになりたいなと強く思いました。

Report:中1年Tp りんご

帝京高校演奏曲目

1.Isn't She Lovely
2.Symphony In Riffs
3.Little Brown Jug
4.Beyond The Sea
5.Take The A Train
6.This Could Be The Start Of Something Big
7.Ballad For A Rough Year
8.I got Rhythm
9.Caravan
10.September

まずは、セッション参加者による打ち合わせです。根岸先生がリードします。
昼食は帝京大学の食堂で。こちらはサックスパートです。
いよいよ演奏スタート。いつもの音楽室が少し薄暗くなりました。
と思ったら、プロのコンサートさながらのミラーボール照明です。
いよいよセッションタイム。
アドリブソロがどんどん続きます。
楽しい時間はあっという間にすぎ、最後は部長より感謝の言葉で交流会終了です。